SNSの普及により、仮想通貨詐欺は年々巧妙化しています。
特に Instagram・LINE・X(旧Twitter) を中心に、詐欺師は日々新しいテクニックで被害者を誘導します。
本記事では、2025年現在も急増中の SNS詐欺被害 の最新手口を10個に整理し、「どんな流れで騙されるのか?」 「どこで見抜くべきか?」を実例ベースで詳しく解説します。
仮想通貨の詐欺被害を防ぐために、ぜひ最後までお読みください。
1.「警察」を名乗る二次詐欺(劇場型・特殊詐欺のSNS版)
手口の特徴
最近増えているのが、「警察庁」「サイバー対策課」「インターポール」「都道府県警」 を名乗る詐欺です。
詐欺師はSNS(Instagram・X)やLINE、メール、電話を使い、次のように接触してきます。
- 「あなたの口座が犯罪に利用されています」
- 「不正取引を調査するため、ログイン情報が必要です」
- 「仮想通貨の詐欺被害について返金手続きが進んでいます」
- 「警察庁のサイバー対策班があなたを保護しています」
- 「資金を“確認”するため一度ウォレットに送金してください」
警察を名乗りながら、 最終的には追加送金またはログイン情報の詐取が目的 です。
流れ
SNS or メール or電話 → 「警察」を名乗る → 不正の疑いを伝えて不安にさせる →「手続きのために必要」→ 偽リンク誘導 or 追加送金要求 → 消息を絶つ
詐欺と判別できるポイント
- 警察がSNSやDMで連絡することは絶対にない
- 警察は「返金作業」を行わない
- 警察が暗号資産ウォレットへの送金を求めることは100%あり得ない
- メールアドレスがフリーメール
- 電話番号が海外 or IP電話(050番号)
特に最近は、偽の“警察証明書(PDF)”を送ってくるケースが増えています。
これは海外詐欺集団がテンプレートを使用した偽物で、署名・印章はすべて偽造です。
注意すべき点(重要)
- 本物の警察は被害者へ突然DMやLINE連絡をしない
- ウォレットへの送金依頼は絶対にしない
- 不正アクセスの確認のために「ログイン情報を要求」したりしない
もし不安があれば、 最寄りの警察署に“自分で”電話して確認することが最も安全です。
※重要※
警察がSNS・DM・LINEであなたに直接連絡することはありません。
警察が仮想通貨ウォレットへの送金を求めることは100%ありません。
「警察」を名乗る連絡は、ほぼ全てが詐欺です。
2. Instagram DMでの“謎の外国人講師”投資塾
手口の特徴
- 外国人美女・ハイスペ男性アカウントからDMが届く
- 「投資グループに招待します」「BTC分析得意です」と勧誘
- 動画や証拠画像はAI生成のケースが多い
- LINEに誘導され、専用アプリで入金させる
流れ
DM → 投資高利率の話 → LINE誘導 → 偽アプリのログイン → 入金 → 出金不可
見抜くポイント
- フォロワーが少ない
- 画像がAI生成特有の違和感
- 日本語が不自然
- ハッシュタグが海外向け
3.LINEへの誘導➡出金できない偽アプリ詐欺
手口
InstagramやXで声をかけ、必ずLINEへ移動させる。
その後、次のような偽アプリURLを送ってきます。
- 取引所風のサイト
- 投資運用アプリ
- MT5を改造した偽ツール
最初は利益が増えて見えるものの、出金申請すると 「税金」「手数料」「口座認証」 を理由に出金拒否されます。
見抜くコツ
- URLが短命(1〜3ヶ月で閉鎖される)
- Google検索に全く出てこない
- 運営会社が架空
4.X(Twitter)でのなりすましエアドロップ詐欺
手口
- 有名プロジェクトや取引所を騙る
- 「公式エアドロップ開催中!」とスペースやポスト
- URLをクリックするとウォレット接続を要求
- 接続すると自動的にトークンが抜き取られる
見抜くポイント
- 認証バッジが偽物
- アカウント作成日が新しい
- リプ欄にBotの褒めコメントが大量
5. インフルエンサー風アカウントによる資産運用詐欺
手口
- それっぽい投資家プロフィール
- 収益スクショ多数(実は全て偽造)
- ストーリーで「利益出ました!」と連発
- 「専用の投資グループLINEへ招待」と誘導
結果
偽アプリへ入金 → 出金不可 → アカウント消失
6.恋愛投資詐欺(ロマンス詐欺)のSNS版
手口
- DMで仲良くなる → 数週間信頼構築
- 「あなたに特別な投資術を教えたい」
- 「二人の将来のため」と感情に訴える
- 偽アプリに入金させる
- 親族が金融業界の凄い人で情報が手に入る
典型例
- 駐在軍人
- シングルマザー
- 仕事成功者風アバター
- 叔父または叔母が金融アナリストと称す
- 会話のやりとりが少し不自然な日本語
- SNSメッセージでのやり取りでのみ電話やテレビ電話は避ける
注意
返金を焦る心理につけ込んだ追加入金詐欺もセットで行われます。
<主な理由>
- 口座凍結解除
- マネーロンダリング資金留保
- 税金
7. 詐欺師集団による「共同投資グループ」への招待
手口
- TelegramやLINEの大人数グループへ招待
- 10名以上が「利益出た!」と投稿(全員詐欺師のなりすまし)
- グループ内で「演出」された成功者の声に誘導される
見抜くポイント
- アカウント全員の書き方が同じ
- モデレーターが不自然に丁寧
- 発言が台本のように整っている
8. AIトレード/自動売買を名乗る偽サービス
手口
- 「AIが自動で増やします」
- 月利20〜50%を保証
- 海外アプリに入金させる
利益はすべて“画面上の演出”で、実際の運用は行われていません。
注意点
- 登録企業の実態がない
- ホワイトペーパーがAI生成
- YouTubeで広告を配信することも
9. 海外取引所を装う偽カスタマーサポート
手口
- XのDMやTelegramで「サポートです」と連絡
- ログイン情報を聞き出すフィッシング
- 偽サイトに誘導してウォレット接続させる
注意点
正規の取引所はSNSなどで個別連絡することは絶対にありません。
8. NFT・ミント詐欺(偽プロジェクト)
手口
- 有名NFTプロジェクトの偽サイトを作成
- 「ミント開始」と偽告知
- ウォレットを接続させ、NFT購入時に資金を抜く
見抜くポイント
- 正規サイトとURLが1文字違う
- ミント開始日が公式と異なる
▼SNS詐欺の共通点(すべてに当てはまる)
すべての手口に共通する点をまとめると、
- LINEやTelegramなど外部SNSへ誘導
- 会話のやりとりが少し不自然な日本語
- 初期は「少額利益」を見せて安心させる
- 出金しようとすると理由をつけて止める
- 最終的にはサイトが閉鎖
という一連の流れです。
詐欺師がよく使うSNS一覧
- X(旧Twitter)
- Threads
- TikTok
- YouTube
詐欺師がよく使う連絡手段一覧
- LINE(ライン)
- WhatsApp(ワッツアップ)
- Messenger(メッセンジャー)
- Discord(ディスコード)
- Signal(シグナル)
- Telegram(テレグラム)
▼万が一被害に遭ったら(簡易まとめ)
1. 証拠の確保
DM・URL・送金履歴・通話記録を保存。
2. 詐欺サイトにログインしない
証拠改ざんのリスクあり。
3. 追加送金はしない
税金・手数料は全て嘘。
4. ブロックチェーンのトランザクション保存
TxID・送金アドレスを控えておく。
5. 専門調査会社へ相談
被害直後の初動が返金可能性を左右します。

